「とやま日季」お出かけリポート / 禅について

富山県が発行している移住に重点を置いた季刊誌「とやま日季 2017春号」内の

「お出かけリポート」という1ページを担当させていただきました。

私の地元である上市町の冬の魅力を伝えてくださいとのことで、

特に制約もなく、のびのびとやらせていただきました。

今回は主観的な内容を求められていたので、取材というよりまさにリポートでしたが、

久々の原稿書きの仕事は楽しかった。

日本橋とやま館にも置かれているようです。

どこかで見かけることがあれば是非ご覧ください。

とやまマガジン「とやま日季」

このリポートで伺った立山寺では、初めて方丈さんとお話しし、あたらめて禅の魅力を実感しました。

過去一度だけですが、座禅体験に参加させていただいたことがありますが、

頭に浮かぶ様々なことを徹底的にスルーするという作業を繰り返して無の状態を作っていくのですが、

体験プログラムの5分ほどの短い時間でさえこれがなかなか難しい!

日々の鍛錬が必要ですね。

でも、たったの5分で目に飛び込んでくる色、耳で感じる音、鼻で感じるかすかな匂い、肌で感じる風など、よりクリアになったようでした。

五感の曇りが取れたような感覚ですね。

というより、曇っていたことに初めて気づいたというのが正しいでしょうか。

生活の中の音や匂い膨大な視覚的な情報がストレスとなって、

無意識のうちに五感にフタをしてしまっているのかもしれません。

もっと身近に禅があると日々の暮らしの感性が変わるように思います。

五感のメンテナンスとでもいいましょうか、

禅は現代人にとって必要なものです!

 

このご縁、きっと何かの形にしたいと思います。